増進会ホールディングス(静岡県三島市)傘下で学習塾「栄光ゼミナール」を運営する栄光(東京・千代田)は28日、子どもの職業観に関する調査結果を発表した。保護者に子どもが将来就きたい職業があるか聞いたところ、「ある」と答えた小学生の保護者が62%だった。中学生の保護者は46%、高校生の保護者では55%を数えた。

栄光が運営する学習塾に通う小学生〜高校生の保護者2250人を対象に、9月6〜16日に調べた。小学生の保護者が1003人、中学生の保護者は758人だった。高校生の保護者は489人いた。

児童・生徒の保護者9割が、子どもと将来の職業について「話したことがある」と答えた。子どもが将来就く職業について気にかける点(複数回答)については「好きなこと・得意なこと・資格が生かせる」(84%)が最多だった。「収入」(48%)、「個人の働きやすさへの施策・取り組みが充実している」(44%)や「安定していて長く続けられる」(37%)が続いた。

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