神戸市域地区のタクシー運賃を11月27日に引き上げる

国土交通省近畿運輸局は28日、神戸市域地区のタクシー運賃を11月27日に引き上げると発表した。初乗り運賃(現行上限700円)区間を1.4キロメートルから1.3キロメートルに、走行距離に応じた100円の加算料金も254メートルから225メートルに、それぞれ短縮する。改定は23年5月以来2年半ぶりで、改定率は10%となる。

4月25日から7月25日の受付期間で、域内全78事業者のうち44事業者から改定申請があった。運転手確保に向けた労働条件の改善や燃料費の高騰が主な申請理由だった。神戸市域地区は神戸市のほか、芦屋市や西宮市、尼崎市などが含まれる。

25年度はすでに京都市以南の京都府南部や滋賀県や大阪府全域で運賃改定を発表した。近畿運輸局によると和歌山県全域や神戸市域以外の兵庫県地域のタクシー運賃についても運賃改定を審査中という。

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