
いすゞ自動車は29日、大型トラック「ギガ」を改良して発売すると発表した。約10年ぶりに外装を刷新した。車輪の脱落の予兆を検知するシステムを全車に標準装備した。安全性を高めて、販売拡大をめざす。
自動車ショー「ジャパンモビリティショー2025」で車両を初めて公開した。トラックの運転席部分の外観を一新し、小型や中型トラックと統一したデザインを採用した。
国内の商用車メーカーとして初めて車輪脱落を防止するシステムを標準搭載した。タイヤのナットの緩みを検知し、脱輪の前に警告表示やブザーで運転手に注意を促す。左折時に巻き込みの危険性を検知しブレーキを作動させる機能も標準搭載した。
多彩な荷台に対応できるように、縦型のフレームを採用したコンセプト車「バーチカルコア」も披露した。
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