
鈴鹿工業高等専門学校(三重県鈴鹿市)と平田酒造場(岐阜県高山市)は20日、純米吟醸酒「白希」を共同開発したと発表した。鈴鹿高専が伊勢地域の生物資源から野生酵母を分離し、これを用いて同社の杜氏(とうじ)が日本酒を醸造した。癖が少なく、飲みやすい仕上がりだという。
ヒカリ酒販(三重県伊勢市)の電子商取引(EC)で27日から販売を始める。希望小売価格は1本(720ミリリットル)5000円(税抜き)。平田酒造場の上島憲社長は「(伊勢神宮の社殿を20年に1度、建て替えてご神体を移す)式年遷宮に向けて、これを飲んできあいを入れてほしい」と話した。
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