
グーグル日本法人は30日、動画共有サイト「YouTube(ユーチューブ)」の18〜29歳の利用者数が4月時点で1380万人を超えたと発表した。広告主向けイベント「YouTube Brandcast 2025」で国内の利用状況を開示した。1990年半ば〜2010年ごろに生まれた「Z世代」人口の92%以上を占めた。
YouTube日本代表の山川奈織美氏はこのイベントで「(テレビの)地上波向けにコンテンツを配信していた企業もユーチューブ向けに配信するようになった」と話した。インターネットに接続されたテレビ機器での視聴時間は他の放送局や動画配信サービスを抑えてユーチューブが首位だった。
イベントでは76%のユーチューブ利用者がショッピング時にユーチューブを重視しているといった調査結果や、ニュースや医療などの分野で信頼できる情報源の動画を優先表示する取り組みなども紹介した。ユーチューブ広告に力を入れる企業の事例としてKDDIやアサヒビール、ジェーシービーの取り組みを紹介した。
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