大丸福岡天神店では日本一を祝うセールが始まった(31日、福岡市中央区)

プロ野球・福岡ソフトバンクホークスが5年ぶりに日本一を決めた翌31日、福岡県内の商業施設や百貨店で祝賀セールが一斉に始まった。商品の詰め合わせ袋や手ごろな価格に値下げした商品を販売し、売り場は多くの来店客でにぎわった。

大丸福岡天神店(福岡市)は11月2日までの3日間、「日本一おめでとうセール」を開催する。人気ベーカリーのパンや九州の銘菓などを詰め合わせた「鷹丸袋」を計6000袋以上用意したほか、テナントとして入居する約130のブランドがセール商品を販売する。

5年ぶりの日本一とあって、開店を待つ計1500人が列をつくった。買い得感のある商品を買い求める客らでにぎわい、靴下やマフラーを積み上げたワゴンに顧客がつめかける姿が見られた。

福岡市内の50代女性は開店前から列に並び、目当てのパンの詰め合わせを購入した。「いつも応援しているホークスが優勝してうれしい。買ったパンは家族で分け合い、喜びを分かち合いたい」と笑顔を見せた。

ホークスの本拠地、みずほペイペイドーム福岡近くのマークイズ福岡ももち(同市)は11月6日まで7日間セールを開催する。テナントのうち45店舗で実施し、女性もの衣料を最大70%、寝具を最大20%値下げする。

イオン九州でも九州にある「マックスバリュ」「イオンスタイル」などグループ315店舗でセールを3日間実施する。衣料品や日用品の価格を5〜20%割り引く。

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