電子情報技術産業協会(JEITA)は31日、8月の電子部品出荷額が前年同月比0.8%減の3722億円だったと発表した。3カ月ぶりのマイナスとなった。スマートフォンの新製品向けに一部で数量は伸びたが、為替が円高傾向で推移し出荷額を押し下げた。

品目別でみると、接続部品のコネクターが4%減の513億円だった。車載向けの部品が欧米向けを中心に低調だったとみられる。スマホカメラ向けに使うアクチュエーターは460億円と5%減った。電子回路内で電圧を制御するコンデンサーは6%増えて1361億円だった。
地域別で見ると米州向けが3%減の414億円だった。中国向けは1%減り1325億円だった。
 
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