ミュージアム内の展示を楽しむ子どもたち(大阪府大東市)

鉄スクラップを手がける大阪故鉄(大阪市)は大阪府大東市内に、子どもたちが鉄のリサイクルを学ぶことができる「てつ・くず・しごとミュージアム」を開設した。地域貢献などが狙いで、小中学校や子ども会などの見学を見込む。入場無料だが、来場予約が必要。

営業所・工場の建物内の一室をミュージアムとした。クイズ形式の展示で、実際に回収した鉄くずを再利用したパネルがある。大阪・関西万博のイベントに出展した際、来場者の子どもたちとつくった鉄くずのアートも披露した。

万博のイベントで来場者の子どもたちがつくったアートも展示している

大阪故鉄の創業は1946年で、鉄くずや機械くずなどを回収し、リサイクル資源として再利用しやすいように加工している。「子どもたちが集まる場が会社の魅力になる」という従業員の提案からミュージアム設置につながったという。

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