守谷商会は31日、2026年3月期通期の連結純利益が前期比33%増の22億円になる見通しだと発表した。9%減の15億円を見込んでいた従来予想から一転増益となり、3期連続で過去最高益を更新する見込み。建設工事に大きな問題が起こらず進行したことに加え、工事原価や経費の削減を徹底したことが寄与する。

売上高も4%増の525億円と、従来予想(微増の505億円)を上回り過去最高を更新する。年間配当予想は150円(前期は100円)と、従来予想の120円から30円積み増した。

同日発表した25年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.8倍の16億円だった。同社の担当者は「民間の大型商業施設や工場などボリュームの大きい工事がまとまって入ったため」と説明した。

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