
京都京阪バス(京都府八幡市)は21日、9月6日から10月26日までの土曜・休日に京都府宇治市と茶の産地で名高い和束町を結ぶ観光急行バスを運行すると発表した。1日1往復で、京阪宇治駅・JR宇治駅から宇治田原町を経由して和束町に向かう。宇治方面から和束町を結ぶ路線バスは初めて。
京都山城地域振興社(お茶の京都DMO)や沿線自治体と連携して運行する。事前予約は不要で、宇治駅から茶源郷和束バス停まで片道690円。京都京阪バス全線が乗り放題の1日乗車券も1300円で販売する。既存の路線バスに乗り換えることで、一帯の寺院や茶畑を巡ることもできる。
これまでも秋の観光シーズン限定で、宇治市内と宇治田原町を結ぶ観光路線を運行していたが、2月に鷲峰山(じゅうぶざん)トンネルが開通したことで和束町まで向かう路線を新設する。11月2日は和束町で「茶源郷まつり」が開かれる。
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