パナソニックホールディングス(HD)傘下の電子部品事業会社、パナソニックインダストリーは31日、電子材料を巡る品質不正の再発防止策の進捗を同社のホームページで明らかにした。経営層や全社員に向けた研修や、独立した部門による品質管理の監査を実施した。
法規認証管理のためのシステムを全部門に導入する。不正行為の早期発見を目的として、上司と部下が困りごとを相談しやすくするタスク管理ツールも導入した。
同社の不正を巡っては2024年、米国の第三者安全科学機関の認証取得の際のデータ改ざんや、顧客との契約で定められた仕様や性能を満たさないといった不正が明らかになった。
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