日立製作所は4日、持ち分法適用会社である日立建機の株式の一部を売却すると発表した。保有比率は、今の約25%から約18%に下がり、持ち分法適用から外れる。かつて日立製作所の子会社だった日立建機だが、2027年4月には社名を「ランドクロス」に変えて「日立」の名称を外す。名実ともに日立から独立した経営を進める。
発表によると、売却は7日に実施する。日立は22年、約51%を保有していた日立建機株のうち半数ほどを売却していた。日立は今回の日立建機株の売却について、「日立建機の株主基盤のさらなる拡大と独立性の向上を支援する」と表明した。
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