ツナ缶やペットフードなどを製造販売するいなば食品(静岡市)が4日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比28%減の44億円だった。売上高は11%増の883億円だった。国内ではペットフードや食品事業で価格転嫁が浸透し、冷凍食品などの販売が伸びたが、海外ではタイから米国へ輸出する際の関税による収益減少が響く。
26年3月期の連結純利益は前期比1%減の97億円、売上高は19%増の1980億円を見込む。
【関連記事】
- ・いなば食品、ちゅ〜るなど最大20%値上げ 9月出荷分から
 - ・いなば食品の26年3月期、純利益6%増 100品超値上げ計画
 
          鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。