10月の新車販売台数は、前年同月比1.8%減の39万5189台と4カ月連続のマイナスだった。新車の投入が少なく、8社中6社が前年同月の水準を下回った。経営再建中の日産自動車は2割を超すマイナス、マツダも大きく落ち込んだ。
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が4日発表した。
このうち、普通乗用車や貨物車は、前年に新モデルが多数投入された反動で4.3%減の24万7883台。日産が28.8%減、マツダは31.2%減と苦戦した。一方、スポーツ用多目的車(SUV)の新型「クロスビー」が好調だったスズキは51.4%増だった。
オランダの中国系半導体メーカーを巡る部品供給の混乱が続いており、自販連は「来月からは影響が及ぶ可能性も否定できない」と話している。
軽は2.9%増の14万7306台で、4カ月ぶりのプラス。ダイハツが30.2%増で、新型「ムーヴ」がけん引した。
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