大林組は5日、2026年3月期の連結純利益が前期比3%増の1490億円になる見通しだと発表した。従来の減益予想から490億円上方修正し、一転増益となる。事前の市場予想平均(1093億円、QUICKコンセンサス)も上回った。
売上高は1%減の2兆5700億円、営業利益は16%増の1650億円を見込む。それぞれ100億円、430億円上方修正した。国内の大型建築工事で設計変更に伴う追加工事を獲得したことやコスト削減が増益に寄与する。海外の建設子会社で手持ち工事の消化が進み、採算性も改善する。
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