クマによる人身被害が深刻化していることを受け、日本郵便は5日、クマの出没地域で集配業務を一時見合わせるなどの対応を取る場合があると発表した。実際に、秋田県内の一部地域では6日正午時点で配達を休止しているという。
クマの出没が確認され、自治体や警察から立ち入り規制の指示があった▽配達員などがクマを目撃するなどし、業務を続けることが困難と判断した――場合は、一時的に集荷や配達の業務を見合わせる可能性がある。状況によっては郵便局の窓口業務も同様に見合わせる場合がある。
また、クマが出没している配達エリアでは、原則として午後5時以降はバイクによる配達を見合わせる。
日本郵便は「特にバイクで配達をする郵便局員の間で不安が広がっており、安全を守るための措置。お客様にはご不便をおかけするが、ご理解とご協力をお願い申し上げます」としている。【町野幸】
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