7日午前の東京株式市場で日経平均株価(225種)は反落した。下げ幅は一時1100円を超え、節目の5万円を割り込む場面もあった。前日の米国株式市場でハイテク株を中心に下落した流れを引き継いだ。
午前10時現在は前日終値比750円18銭安の5万133円50銭。
前日の米国市場では雇用市場の減速懸念から主要指数がそろって下落。日本市場もその流れを受け、割高感のある半導体やAI(人工知能)関連の銘柄を中心に売り注文が先行した。
日経平均株価は10月27日に初めて5万円台をつけ、31日には5万2000円を超えた。一方で11月4日、5日の2日間で約2200円下げた後、6日に600円超の値上がりに転じるなど値動きが激しくなっている。【福富智】
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