カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品「GMW-BZ5000」を14日に発売すると発表した。フルメタルモデルとして初めて広視野角で高精細なメモリーインピクセル（MIP）液晶を搭載した。希望小売価格は9万3500〜10万2300円。
新製品に搭載したMIP液晶は、数字や文字を自由にレイアウトできる。日付・曜日表示や二都市の時刻表示など、4種類のデザインをボタン操作で切り替えることが可能だ。スマートフォンとの連携により、アプリ上で2種類のフォントを用意する。標準フォントの「STANDARD」に加えて、初代「G-SHOCK」から続く電卓画面のような7セグメント表示のフォント「CLASSIC」にも対応する。
外装では、同社が40年以上蓄積してきた耐衝撃データを基に生成AI（人工知能）で荷重シミュレーションを重ね、人間のデザイナーとAIが共創する開発方法を採った。センターケースをベゼルがフルカバーする従来の構造から刷新し、ベゼルとセンターケースが互いに挟み込むように結合する新構造を採用した。
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