
ノリタケは7日、2026年3月期の連結純利益が前期比7%減の120億円になりそうだと発表した。従来予想から15億円上方修正した。電子部品の内部で電気の流れを整える積層セラミックコンデンサー(MLCC)向けの電子材料が好調に推移する。売上高は2%増の1410億円、営業利益は3%増の105億円を見込む。
同日発表した25年4〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比2%減の683億円、純利益が10%減の54億円だった。工業機材で需要が落ち込んだことに加え、米国の関税政策による影響も受けた。ノリタケの東山明社長は「MLCCは先進運転支援システム(ADAS)向けや人工知能(AI)サーバー向けの需要が好調だった」と説明した。
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