ハウス食品は、日本茶の製法を応用した加工技術で開発した「深蒸しバジル」を使用したクラフト調味料とバジルパウダーを10日に数量限定で発売したと発表した。内容量はクラフト調味料が14.4グラム、バジルパウダーが3グラムで、共に1袋にバジルの葉約50枚分を使用している。
価格はオープンだが、参考小売価格は共に税抜き850円。電子商取引（EC）サイトと一部量販店で販売している。
深蒸しバジルは、日本茶の「蒸す」「もむ」「乾燥させる」という工程を応用することで、従来の乾燥バジルにない特徴を持たせた。鮮やかな深緑色でバジル由来のうまみ成分であるグルタミン酸・グアニル酸などを含み、生バジルの爽やかな香りに加えて日本茶のような香ばしい香りを持つ乾燥バジルが完成したという。
クラフト調味料は、深蒸しバジルにアーモンドパウダー、塩、スパイス、オニオン原料を加え、バジル本来のうまみを楽しめる味に仕立てた。バジルパウダーは深蒸しバジルそのものを楽しむもので、ピザやパスタのほか、ミルクティーやお菓子づくりにも使える商品として展開する。
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