ヤマハ発動機は12日、船舶用外付けエンジン関連の子会社2社を合併して新会社を設立すると発表した。新会社名はヤマハマリン(熊本県八代市)で2026年1月に設立する。業務の効率化や開発機能の強化が狙いだ。事業所・製造拠点の廃止、人員整理は予定していない。
合併するのは船舶用外付けエンジンを製造するヤマハ熊本プロダクツ(熊本県八代市)とボート製造のヤマハ天草製造(同県上天草市)。両社は熊本県の隣接する自治体に立地しており、合併によって業務の効率が上がると判断した。
ヤマハ発動機は25年2月に発表した27年12月期までの中期経営計画で、主力事業に位置付ける船舶用外付けエンジン関連と二輪車事業の強化を第一の柱として掲げていた。
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