記者会見するバッファローの松崎真也執行役員(12日、名古屋市)

パソコン周辺機器大手のバッファローは12日、2026年3月期の連結純利益が前期比8%増の65億円になりそうだと発表した。減益を見込んでいた従来予想を33億円上方修正した。ルーターなどネットワーク機器の値上げ効果が出る。

売上高は60億円上方修正し、前期比22%減の1120億円を見込む。子会社だった製麺業のシマダヤが24年10月にスピンオフ上場した影響で減収となるものの、上期に為替が想定より円高で推移したことが追い風になる。年間配当は従来予想から40円増やし120円(前期は120円)とする。

25年4〜9月期の売上高は前年同期比19%減の601億円、純利益は2.4倍の46億円だった。

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