国産ウナギを使った1個3000円のライスバーガー(13日、東京都品川区)

モスフードサービスは13日、国産ウナギを使ったライスバーガーを発売すると発表した。1個あたり3000円と同社の単品バーガーとして過去最高値の商品となる。14日から自社オンラインサイトにて1000セット限定で販売する。自分へのご褒美や贈答用としての需要を見込む。

「炭焼き 国産鰻重バーガー」は、2個1セットとし6000円で販売する。これまでのモスのバーガー単品での最高額は東京タワー店限定の「東京タワーチーズバーガー」(1300円)だった。

鰻重バーガーはライスプレートに2切れのうなぎのみをはさみ、全体をササの葉で包んだ。職人がウナギを1匹ずつさばき、手作業で炭焼きしてやわらかくふっくらと仕上げた。都内にある「日本料理かんだ」監修で、モスがライスバーガーでのウナギの使用の提案を受け商品化に至った。専用の化粧箱に入っており、電子レンジで解凍して食べる。

鰻重バーガー2つでウナギ1匹分になる(13日、東京都品川区)

22年に開設したモスのオンラインサイトでは、店頭よりライスバーガーの品ぞろえをを増やし展開している。「きんぴら」や「のり弁」など和食系のほか、「回鍋肉」といった中華系のメニューもある。モスフードサービス商品開発部の大久保歌寿氏は「和食や中華といったジャンルで、今後もプレミアム価格帯のメニューを投入できたら」と語った。

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