山善はマレーシアの機械商社を傘下に収める

機械商社の山善は13日、ファナックなど日系メーカーの機械を取り扱うマレーシアの商社、CKマックグローバルを買収すると発表した。同社の実質的な親会社の全株式を取得し傘下に収める。

CKマックは1982年の創業。2024年10月に日本M&Aセンターホールディングス(HD)系の投資ファンド、AtoGキャピタルが100%子会社を通じて38.4%の株式を取得した。残りは個人が保有しており、実質的にAtoGキャピタルの傘下にあるという。

山善は12月下旬以降にAtoGキャピタル子会社の全株を取得し、CKマックを事実上買収する。買収金額は非公開としている。

CKマックの2024年8月期の売上高は28億円。山善は27年度に海外売上高を1200億円と、24年度実績の857億円から40%増やす目標を掲げている。CKマックの現地での販売チャネルを獲得し、売り上げの拡大を目指す。

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