八十二銀行子会社が長野県麻績村に設置した太陽光発電所。11月から稼働を始めた

八十二銀行傘下で地域商社の八十二Link Nagano(リンクナガノ、長野市)は、長野県麻績村に太陽光発電所を設置した。11月から稼働を始め、発電した電力を八十二グループの施設に供給する。2030年度までにグループの温暖化ガス排出量を19年度比で80%削減するといった、脱炭素化に関わる中期経営目標の達成につなげる。

八十二銀行単体では既に消費電力を実質的に全て再生可能エネルギーでまかなっているが、24年10月にグループ全体が中期経営目標の対象となったことを受け、同行が所有する運動場跡地に同年11月から発電所の建設を進めていた。

年間で約1300トンの二酸化炭素(CO2)の排出削減につながる見込み。発電所から離れた需要家に電気を送る「オフサイトPPA(電力購入契約)」の手法を活用し、グループ外の小売事業者を経由して電力を取引する。

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