
山陽電気鉄道は13日、2026年3月期の連結純利益が前期比22%増の36億円になりそうだと発表した。同17%増の35億円としていた従来予想から上方修正する。営業収益は同4%増の400億円と、399億円の従来予想から上積みする。
25年1月に実施した鉄道運賃の引き上げで、運輸業の収入が増える。同年2月に始まった別府駅(兵庫県加古川市)の直通特急停車による利用者の増加も寄与する。
中間配当予想を1株当たり25円、期末配当予想を同25円とすることも併せて発表した。それぞれ従来予想から5円積み増す。年間配当予想は1株当たり50円とし、従来予想に比べて10円増配する。
同日発表した25年4〜9月期連結決算は、純利益が前年同期比72%増の27億円と、4〜9月期として2年ぶりに過去最高を更新した。営業収益は同2%増の191億円だった。大阪・関西万博の開催に伴う行楽需要が堅調だった。
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