クラダシは13日、送電網につないで充放電する電池群「系統用蓄電池(蓄電所)」の開発・運用事業に参入すると発表した。系統用蓄電所の設計・施工を手掛ける辻・本郷スマートアセット(東京・新宿)と共同出資会社を立ち上げる。クラダシが51%、辻・本郷スマートアセットが49%出資する。今後2年で5件以上の共同開発を目指す。
クラダシの河村晃平・社長最高経営責任者(CEO)は「再生可能エネルギーの普及で出力抑制が発生するようになっており、系統用蓄電所の需要は今後大きくなる」と話す。事業の開始時期は今後詰める。
同日発表した2025年7〜9月期の連結決算は売上高が前年同期比11%増の7億3000万円、最終損益は4100万円の赤字(前年同期は8300万円の赤字)だった。
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