大同工業が13日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比18%減の4億4600万円だった。同社は12月29日に上場廃止となり、26年1月1日に株式交換を実施して同業のチェーンメーカーである椿本チエインの傘下に入る。経営統合関連費用として4億5400万円の特別損失を計上したことが響いた。

売上高は2%増の291億円、営業利益は18%増の8億9200万円だった。主力の二輪車部品事業では完成車メーカー向けの販売が好調だったほか、価格転嫁が進んだ。同事業の売上高は5%増の158億円だった。
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