博報堂DYホールディングスが13日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、最終損益が3億1000万円の黒字(前年同期は49億円の赤字)だった。北米を中心に人員やオフィスの整理を進めた効果で、人件費やオフィス費などのコストが減少。上期としては3期ぶりに最終黒字を確保した。
収益は前年同期比14%減の3661億円だった。ネット事業会社ユナイテッドを連結対象から外した影響のほか、新型コロナウイルス関連の官公庁からの受注が減少。海外でも中国や東南アジア諸国連合(ASEAN)が伸び悩んだ。
媒体別にみるとインターネット広告が3%伸びる一方で、新聞やテレビなどマス媒体の売上高が9%減少した。
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