
ソフトバンクグループ傘下のソフトバンクロボティクス(東京・港)は14日、ビル管理のアール・エス・シー(RSC)に約1億円出資すると発表した。RSCの第三者割当増資を引き受け、同社株の5.89%を取得する。ソフトバンクロボの人工知能(AI)警備サービスや清掃ロボをRSCのビル管理サービスに導入して業務自動化を狙う。
両社が資本業務提携を締結した。RSCはソフトバンクロボに1株653円で新株を割り当て、1億1754万円を調達する。1カ月平均の株価に対して0.77%のプレミアムとなる。調達資金はソフトバンクロボが手掛けるAIサービスなどの導入資金に充てる。ソフトバンクロボはRSCの第3位株主となる。
両社は今後共同出資会社を設立する予定で、AIを使った遠隔警備サービスを提供するという。ビルのメンテナンスや警備は人手に頼る部分が多く、人材不足やデジタルトランスフォーメーション(DX)化が課題だった。
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