決算を発表する豊和工業の塚本高広社長(14日、名古屋市)

豊和工業は14日、2026年3月期通期の連結業績予想を下方修正し、純利益が前期比68%減の2億4000万円になる見通しだと発表した。従来予想は24%増の9億3000万円だった。工作機械事業で中国からの撤退に向けた費用を計上する。

売上高は17億円下方修正し、前期比7%減の232億円を見込む。防衛省向け装備品などを扱う火器事業は好調なものの、工作機械や空油圧機の売り上げ減少を補えない。

25年4~9月の売上高は前年同期比10%増の117億円、純利益は81%減の1億600万円だった。

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