培地用サプリメント(イメージ)

味の素は14日、遺伝子治療薬の開発に使う「ウィルスベクター」の生産量が約2倍に向上するサプリメントを開発したと発表した。味の素グループで手がける遺伝子治療薬の開発・製造受託(CDMO)の生産性向上に役立てる。

米連結子会社Forge Biologicsと協力して開発した。ウィルスベクターは遺伝子治療で、治療用の遺伝子を細胞に届けるための運び屋の役割を果たす。今後、製薬会社へサプリメントの販売も検討している。

味の素は2023年にForge Biologicsを約828億円で買収した。同社は遺伝子治療薬の開発やCDMOを手がける。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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