ビーイングホールディングス(HD)が14日発表した2025年1〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比16%増の10億円だった。既存業務の拡大に加え、北陸などに開設を進めた新規物流施設の好調な稼働も寄与した。同日にはグループ全体の拠点数を71カ所から72カ所へ訂正することも発表した。
売上高に相当する営業収益は11%増の245億円、営業利益は17%増の17億円だった。夏の猛暑を受け水などの需要が増えた。新規拠点の開設費用や物流量増加に伴う配送コストもかさんだものの、同社が手掛ける総合物流システム「Jobs」を活用した原価管理などで補った。
25年12月期の連結業績予想は据え置いた。営業収益は前期比10%増の333億円、純利益は9%増の15億円を見込む。
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