コンタクトレンズの製造を手掛けるメニコンが14日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比13%減の31億円だった。マレーシアで10月に稼働を始めた新工場への投資などで販管費がかさんだほか、人件費も増えた。

売上高は2%増の614億円だった。増産や新製品の投入により、国内で1日使い捨て用コンタクトの販売が増えた。コンタクトのサブスクリプション(定額課金)サービスを値上げしたことも寄与した。海外では欧州で1カ月用のコンタクトが好調だった。

同社の株価は午後の決算発表後に大きく上昇し、終値は前日比で10%高となった。

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