参加型の草の根レース「スーパー耐久」が開かれた富士スピードウェイ(静岡県小山町)で16日、米国で人気の自動車競技「NASCAR(ナスカー)」のデモ走行があった。ナスカーファンを公言するジョージ・グラス駐日米国大使も来場し、イベントに参加した。

 この日決勝があった自動車レース「スーパー耐久」の関連イベントとして行われた。グラス大使は、トヨタ自動車の豊田章男会長が運転する米フォード・モーター製のピックアップトラック「F150(ワン・フィフティー)」に同乗して、コースに登場。6台のナスカー車を2周の間、先導した。

 豊田氏は「自国の自動車産業を守りたい気持ちはどの国でも同じ。誰かが損をするのではなく、みんながウィナー(勝者)になれるよう、考えている」と述べ、相互交流の意義を強調した。

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