感染症用抗原検査キット大手のタウンズは米新興のElectraDX(エレクトラディーエックス)と資本業務提携すると発表した。このほど同社の優先株を引き受けた。投資額は非公表。慢性疾患や急性疾患に対応する臨床現場の即時検査「POCT」分野で共同開発や商業化に取り組む。

エレクトラディーエックス社は2023年に設立した。指先の採血などから呼吸器感染症、心血管疾患、糖尿病などを10分以内で診断できる検査機器を開発している。タウンズは同社製品の国内での独占販売権を取得した。

タウンズは30年6月期を最終年度とする5カ年の中期経営計画で、既存の抗原検査キットの成長に加え、POCTの拡充など新領域の確立を掲げている。

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