OICグループは食品スーパーのロピアを運営する

食品スーパー「ロピア」などを運営するOICグループ(川崎市)は17日、米国でラーメンチェーンなどを展開するケイングコーポレーションを買収したと発表した。今後はグループ企業で同じくラーメン店を運営する企業との商品開発やロピアの米国進出なども視野に入れる。

10月30日付でケイングコーポレーションの全株式を取得した。買収額は非開示。ケイングコーポレーションは中西部イリノイ州の最大都市であるシカゴを中心にラーメン店などを11店舗持つ。OICグループ傘下で和食を提供する「銀座ろくさん亭」や「そばがみ」などとも連携し日本食のレストランを米国に作ることも計画する。

OICグループは2031年度にグループ会社を100社にすることを目標に小売りや外食などをM&A(合併・買収)している。ケイングコーポレーション含めてグループ企業は42社になる。

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