
JR西日本は18日、全社員に一律12万円の一時金を支給することを決めた。「大阪・関西万博で、会場への安全輸送を担った社員をねぎらう」(同社)としている。専門社員や定年後に再雇用したシニア社員も対象で、夏季と冬季の一時金(ボーナス)と別枠で支給する。
JR西が18日、主要労組に通知した。11月1日時点で在籍する社員に12月以降支給する。JR西の契約社員は6万円、会場とターミナル駅を結ぶシャトルバスを運行したグループ会社の社員は10万円。JR西が一時金を追加支給するのは23年12月に新型コロナウイルス禍への対応を名目に20万円を支給して以来となる。
JR西の26年3月期の連結純利益は過去最高の1185億円を見込む。万博による増収効果は期初予想より70億円多い440億円になる見通し。
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