【ベルリン時事】ベルリンの在ドイツ日本大使館で17日、地元飲食業者に洋食とのペアリング(組み合わせ)で日本酒を試飲してもらうPRイベントが開かれた。福島県や石川県など各地でつくられた数十種の酒と料理が振る舞われ、日本酒の専門家が「今年のクリスマスは、シャンパンではなく日本酒はいかが」と売り込んだ。
会場では、香りと味によって四つに分けた日本酒のタイプに合わせ、料理を用意。ワイン販売店やホテル・飲食店関係者ら約150人が、小ぶりのワイングラスを手に、日本酒との相性を試した。
「米の甘い香りが面白い。これを機に日本酒のカクテルに挑戦してみる」と話したのは、ベルリンでレストランバーを経営するサシャ・モルガンさん(34)。日本酒の人気が高まっていることは知っていたが、まだ店で扱っていなかったという。日本茶輸入業のステファン・メンセルさん(57)は「6杯試したが、もっと良い組み合わせがあるはずだ」とペアリングに夢中の様子だった。
洋食と日本酒のペアリングをPRするイベントの参加者=17日、ベルリン
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