はるやまホールディングス（HD）は19日、自社開発のプライベートブランド（PB）で疲労回復効果をうたうリカバリーウエアを発売した。保湿を助ける効果が特徴で、肌のケアにも気を使う女性客に打ち出す。リカバリーウエアの取り扱いを増やし、新規顧客の獲得につなげる。
疲労回復ウエア「YOKUNERU」は備長炭など糸自体を保湿する素材が練りこまれた独自の繊維を使う。長袖、長ズボンのパジャマスエットで価格は単品で7450円、上下セットで1万4900円。リカバリーウエアの競合商品が少ない中価格帯に価格設定した。
カラーは白、黒の2色でサイズはXS〜LLをそろえる。大きなサイズ専門店「フォーエル」の一部店舗では3L〜5Lも展開する。自社の電子商取引（EC）サイトと楽天市場で先行して発売し、12月中旬から実店舗での販売を予定する。
紳士服業界ではリカバリーウエアへの販売が相次ぐ。AOKIホールディングスは2022年6月に発売、青山商事も25年春から自社開発のリカバリーウエアを手掛けている。
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