
サンリオは20日、最大150億円の自社株買いをすると発表した。発行済み株式総数(自己株式を除く)の1.34%にあたる330万株を上限に市場で買い付ける。「足元の株価は当社が考える適切な水準を下回っている」(同社)として実施を決めた。サンリオ株は5日に2025年4〜9月期決算を発表した後、20日までに3割安と低迷していた。
取得期間は25年11月21日から26年2月10日まで。自社株買いの発表は2023年11月以来、2年ぶり。
従来掲げていた「27年3月期末までに魅力的なM&A(合併・買収)や出資が実現しない場合に最大300億円の株主還元を検討する」との方針は、今回の自社株買いとは別枠で考えるという。
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