運行最終日、大阪メトロなかもず駅を出発する大阪万博のラッピング電車(21日午前、堺市北区)

大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は21日、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」などのデザインを施したラッピング列車の運行を終了した。同日、御堂筋線なかもず駅(堺市)でラストランの出発式を開いた。大手鉄道各社の万博ラッピング電車は関西での運行を終えた。

大阪メトロは2023年11月から機運醸成の一環として、御堂筋線と谷町線で万博ラッピング列車を運行してきた。会場がある夢洲(ゆめしま)には中央線が乗り入れており、会期中に来場者の7割以上にあたる約2000万人を運んだ。

最後のラッピング列車の出発を見守った天王寺管区駅長の小嶋勝徳氏は「未知の数字の乗客を運ぶのはプレッシャーだったが、最後まで安全な輸送を達成できて感慨深い」と語った。

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