
NECは、同社のホテル向けの基幹業務システム「NEHOPS(ネホップス)」を刷新した新サービス「NEHOPS+(プラス)」の提供を2026年度から順次開始すると発表した。ソフトを相互につなぐ「API」で他システムと連係しやすくしたほか、クラウド化により場所を選ばずに業務ができるようにした。また、画面のデザインも刷新して操作性を高めた。
同社のNEHOPSは、宿泊管理や顧客管理、売り上げ・売り掛け管理などホテル業務に必要な機能を備える基幹システムで、これまで約1000のホテルに導入された実績を持つ。
同システムを刷新したNEHOPS+では、決済や顧客情報管理(CRM)、モバイルキー、セルフチェックイン機、構内交換機(PBX)など他のシステムと連係するための標準APIを整備している。ホテルシステム向けAPIの国際標準である「HTNG Express」規格への準拠も視野に入れているという。
またクラウド化とインターネット接続への対応により専用線が不要となった。フロントだけでなくバックオフィスやロビー、客室などから、パソコンやタブレット端末、スマートフォンでサービスにアクセスできる。例えば、清掃員がその場で客室のステータスを更新したり、ロビーで宿泊客が座ったままチェックインができる「シッティングチェックイン」を実施したりすることが可能という。
ただしセキュリティーの観点から、新サービスの利用はNEC独自の専用ブラウザーでのみとする。私用端末での利用を禁止するとともに、キャッシュデータや閲覧履歴を端末に残さず機密情報の漏洩や不正アクセスを防止する。
画面デザインは、オブジェクト指向のユーザーインターフェース(UI)を取り入れた。目的の情報や機能にアクセスしやすくしたほか、ドラッグ&ドロップや画面分割表示などにも対応する。
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