宇宙ごみの発生を防ぐ装置「HORN」の展開イメージ(BULL提供)

宇宙ごみ(スペースデブリ)発生防止装置を開発するスタートアップBULL(ブル、宇都宮市)は25日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が出資するベンチャーキャピタル(VC)「フロンティア・イノベーションズ」などを引受先とする第三者割当増資で資金調達したと発表した。足利銀行などからの融資も受けた。調達額は非公表。

調達資金はBULLが開発する装置で、ロケットや人工衛星が運用後に宇宙空間を漂いデブリ化するのを防ぐ「HORN」の量産体制強化や海外展開などに充てるという。資金調達の実施は2022年の設立以降2回目。

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