
東京ガスと岡谷鋼機は25日、両社の共同出資会社が開発する蓄電所の起工式を北海道苫小牧市で実施したと発表した。蓄電所の出力は2万5000キロワットで、容量は7万5000キロワット時となる。商業運転開始は2028年以降を予定する。
蓄電所の工事は12月から始める。韓国電池大手サムスンSDI製のリチウムイオン電池を採用する。運用は東ガスが担い、ためた電力を卸電力市場などに販売する。施工管理は東ガス子会社の東京ガスエンジニアリングソリューションズが担当する。
東ガスと岡谷鋼機の共同出資会社への出資比率は非公表となっている。蓄電所への投資額も非公表だが、国から22億円の補助を受けている。東ガスは今回の蓄電所を含めて、契約ベースで32万5000キロワットの蓄電所を運用する見通しだ。
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