パナソニックホールディングス(HD)の電池事業子会社、パナソニックエナジーは25日、米アマゾン・ドット・コム傘下のズークスが開発する自動運転タクシー向けに電池を供給すると発表した。2026年初頭から電気自動車(EV)に使う円筒型リチウムイオン電池セル「2170」を提供する。

ズークスは25年6月に自動運転タクシーを量産する初の生産施設を設け、9月に米ラスベガスで配車を始めた。

パナエナジーは製造した電池の大半を米テスラに供給する。事業拡大のため、他の顧客への供給を増やしている。24年以降、米新興やノルウェー企業の商用トラックへの供給を始めた。

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