ビックカメラ有楽町店のテレビ売り場

電子情報技術産業協会(JEITA)は26日、10月の薄型テレビ国内出荷台数が前年同月比14.5%減の32万8000台だったと発表した。出荷金額は13%減の297億円だった。前年はパリ五輪の特需で微細な発光ダイオード(LED)を敷き詰めたミニLED液晶テレビなどが好調だった。台数、金額ともに4カ月連続減で、反動減が続く。

型別で見ると30〜39型は9.2%減の6万3000台、40〜49型は18.8%減の8万8000台、50〜59型は19.3%減の9万5000台とそれぞれ大きく下げた。60型以上は好調で、3.4%増の5万1000台だった。大型テレビの需要が伸びている。パネルの種類別では有機ELテレビは1万9000台と28%減らした。

同日発表した民生用電子機器全体の国内出荷金額は5.5%減の852億円だった。カーナビなどのカーAVC機器は1.1%増の432億円だった。カーナビは7.8%減の24万5000台だった。ディスプレーオーディオは55.4%増の6万7000台と好調だった。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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