中山製鋼所は5月に日鉄との共同出資会社の設立を発表していた

中山製鋼所は26日、日本製鉄と共同出資会社の設立に関する契約を締結したと発表した。両社による総投資額は最大で1055億円とする。新会社の仮称はNN製鋼合同会社とした。新会社が電炉1基を新設・保有し、中山製鋼所に賃貸する。中山製鋼所は生産能力を引き上げ、コスト削減や脱炭素目標の達成を目指す。

中山製鋼所は5月に日鉄と共同出資会社を設立すると発表していた。出資比率は中山製鋼所が51%、日鉄が49%となる。工事の着工予定は26年11月とし、従来の8月とする予定から3か月遅らせた。竣工予定は変わらず30年以降とする。日本製鉄は電炉新設後、半製品のスラブや汎用品向けのコイルを中山製鋼所から購入する見通し。

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