旧村上ファンド系の投資会社などが、保有するアルプスアルパインの株式を一部売却したことが26日分かった。投資会社エスグラントコーポレーションが同日付で関東財務局に提出した変更報告書で分かった。26日提出時点の保有比率は10.79%と、18日提出時点の12.03%から低下した。

共同保有の内訳はエスグラント(8.28%)のほか、村上世彰氏の長女である野村絢氏(1.50%)、別の旧村上系の南青山不動産(1.01%)の共同保有を報告した。野村氏の保有分が18日提出時点(2.74%)から減った。保有目的は「投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。

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