
電動キックボードなどのシェアリングを手掛けるLuup(ループ、東京・品川)はこのほど、東邦ガス、三菱倉庫などを引受先とする第三者割当増資と融資で44億円を調達した。資金はループ車両の貸し出し拠点の「ポート」の拡張や研究開発などに使う。東邦ガスや三菱倉庫とは、所有する不動産でのポートの設置を進める。
調達資金のうち29億円は増資で賄い、東邦ガスなど事業会社のほか、SMBCベンチャーキャピタルといった複数のベンチャーキャピタル(VC)が引き受けた。併せて、みずほ銀行などから14億円を借り入れた。
今回の調達金額には7月に資本提携を結んだ大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)の出資分も含まれている。大阪メトロとは全109駅でのポートの設置や両社のアプリ連携を目指している。今後は駅構内の看板にループの案内を設置する施策も検討する。
全国で約4万台の車両を運用するループだが、事故防止が課題となっている。足元では警察と連携して危険運転情報を共有するなど、対策を講じる。調達資金は安全確保を見据えたソフトウエアの開発にも充てる。
【関連記事】
- ・Luup新車両「Unimo」体験 高い安定性も時速20キロにドキドキ
- ・Luup、危険運転情報で警察と連携 電動キックボード普及へ対策
- ・大阪メトロ、Luupと資本提携 電動モビリティーの貸し出し拠点全駅に
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。